MTAセメントによる治療

マイクロスコープ・精密根管治療

この患者さんは左上の奥歯が浮いたような感じが
することを主訴に来院されました。
当院で精査したところ左上の奥から二番目の
歯の根に膿がたまっていることが確認できました。

患者さんとお話したうえで顕微鏡下で根管治療を
進めて行くこととなりました。
顕微鏡下で根の治療を行っていくと、膿が存在している
根の先は理想的な歯の根の形が既に壊れてしまっており
通常根の中に詰めるガッタパーチャという材料では
充填することができなかったため徹底した感染除去と
洗浄後にMTAセメントという特殊な材料を詰めることになりました。

MTA(Mineral trioxide aggregate)は従来使用されていた
材料よりも封鎖性が良好、抗菌性、生体適合性に優れた
材料で世界的に最も広く使用されている材料です。
残念ながら保険診療においては2017年現時点では適用外と
なっておりますが、自由診療においてはこれらの材料を
使用することで抜かなければならなかった歯や神経を残す
処置が可能となり周知されてきております。

担当歯科医院 竹内健一郎

戻る